連投失礼します。どうしても書きたかったのでお許しを。
4年に一度の世界最大のスポーツイベントであるW杯があと数日でカタールにて開催されます。これまでのW杯は、6月に開催されていましたが今回は11月開催となっておりますので日本国内での盛り上がりは今ひとつといったところでしょうか。
日本は、スペインとドイツ、コスタリカと同組になりました。日本以外の3チームは、日本代表が常々、口にしながらも未だにたどり着けていないベスト8に進出したことがあり、スペインとドイツに関しては優勝経験もあります。このように98%の確率でグループステージ敗退するであろう組にはなりましたが、これを乗り越えベスト16に進出し勢いに乗れれば国内の盛り上がりも最高潮になるのではないでしょうか。
ドイツは、2014年のブラジルW杯で優勝したものの前回大会ではまさかのグループステージ敗退という大失態を犯してしまったため、今回に懸ける思いは相当なものであるといえるでしょう。スペインは2010年南アW杯で優勝するなど一時は黄金期を作りましたが、近年は世代交代の波に吞み込まれ国際大会で好成績を収められていません。しかし、若手が力をつけ各強豪クラブの中心になるなど2010年時の支配的な強さを彷彿しつつあります。そして、この組でFIFAランキング最下位のコスタリカも全く侮れません。日本国内では勝ち点3を確実に得なければならないというような雰囲気になっていますが、2014年のブラジルW杯では同組にウルグアイ、イングランド、イタリアという強豪国たちと死の組を形成し、敗退一番乗りと言われていた中でなんと無敗で首位通過を果たしました。この勢いのままベスト8まで進出した力のある国です。
どのチームも欧州や南米といった激戦区を勝ち抜いて本大会に出場することから、アジアを勝ち抜いた日本には純粋に格下と呼べる国は無いため突破は極めて困難といえます。しかし、サッカーは強いチームが必ず勝つわけではなく、戦い方や時の運によって左右されることもあり、ジャイキリが起こりやすいという特徴があります。日本にも十分にその可能性があると筆者は考えているところです。
日本のメディアは、グループが決まったとき一斉に「死の組」と報道しましたが、世界的にみるとそれらの要素など微塵もなく、日本とコスタリカの敗退は確実視されており、注目すらされていないでしょう。しかし結果論としてこのグループは、「死の組」だったと世界に言わせることは可能であります。日本サッカー界の更なる発展と人気回復に向かって何としても過去最高の結果が必須になるため、お時間ある方は比較的見やすい時間帯の試合もあるので是非、テレビの前で応援しませんか。日本代表を見るついでにドイツやスペインのサッカー先進国を見てみるのも良いかもしれません。
また、世界的なスーパースターもたくさん出場するので爽快なスーパープレーも飛び出すでしょう。さらにお時間ある方は、日本以外の試合も是非。AbemaTVで全試合無料視聴出来ます。地上波でもいくつかの日本以外の試合も放送されます。
約一か月間、楽しみましょう!!